「やる気がない」から「好きだからやる」へ。TOEIC学習における動機付けのヒント
07.30Fri
こんにちは!ランゲージハウスTOEICの福岡校です。
情報があふれている現代社会において、結果に差を生むのは本人の意思と行動次第だとも言われていますが、ここで課題なのが行動に移すためのやる気をどのように育むのかということです。
ランゲージハウスTOEIC福岡校の無料カウンセリングでも、「スコアを伸ばさなければならないが、どのようにすればやる気が出るのか」「やる気さえ出ればスコアがアップしそうなのに」というお悩みを耳にすることがあります。
このようなお悩みをお持ちの皆さまのために、ランゲージハウスTOEICでは「自己決定理論」というやる気・モチベーションに関する理論を用いたカリキュラムを考案してきました。
今回はこのモチベーション継続のヒントが詰まったカリキュラムについてご紹介いたします。
▼自己決定理論とは
“やる気”は”モチベーション”という言葉にも言い換えられ、心理学では”動機付け”と表されることもあり、この”動機付け”は大きく分けると内発的動機付けと外的動機付けの2つに分類されます。
- 内発動機付け
「音楽や映画、文化に興味があり英語を勉強したい」「英語が好きで、スラスラ話せるように勉強する!」など自発的に取り組むこと - 外的動機付け
「TOEICスコアを伸ばせば希望部署への異動が可能」「800点を取ればお給料があがる」などの外的報酬や「会社から700点以上を求められている」「会社に英語が話せる人がおらず私だけでもTOEICスコアを取りなさいと言われた」など他人かの頼まれごと・要求から取り組むことという違いがあります。
皆さまも見てお分かりかと思いますが、内発的動機付けは、外発的動機付けよりもより良い成果と行動につながるとされており、TOEIC学習でも鍵となるのが、この内発的動機付けの状態に如何に早く持っていけるかということです。
- 外的調整
「会社からTOEICスコア800点を要求されている」など誰かから言われたから行うこと - 取り入れ的調整
「日々の業務ではほぼ日本語しか使わないが、社内のグローバル意識が強まり、入ってくる新入社員もみんなTOEIC高得点を持っている…。」など誰かが言うわけではないけれど、羞恥心や罪悪感を感じるから行うこと - 同一化的調整
「TOEICのみならず、何かに向かって挑戦すること・勉強することは自分の人生の勝ちになる」など楽しいわけではないけれど価値があると思うから行う - 統合的調整
「TOEICを勉強してスコアを伸ばすことで自信が持てて、より自分らしく堂々といられる」などそのことを行うことは自分らしいから行う
外発的動機づけであっても、動機づけが自己に内在化されている「同一化的調整」と「統合的調整」は、内発的動機づけと同様の効果があり、内発的動機づけとあわせて、この 3つの動機づけを「自律的動機づけ」といいます。
これらの考え方をまとめた理論の一つとして多くの心理学者から支持されているのが、Deci氏とRyan氏が発表した「自己決定理論(Self-determination theory)」です。
▼自己決定理論を応用したカリキュラムの内容
そんな自己決定理論を応用したカリキュラムは、週ごとの宿題があるので小さな達成感が得ることができる上、授業ではアウトプットを重視し「楽しさ」「ワクワク」を感じることもできるという、2つの動機づけを組み合わせたもので、下記のような特徴があります。
- 「毎週宿題が出る」「毎週単語テストがある」から、必然的に取り組まないといけない
- 課題への取り組みが見られないとスタッフから進捗確認の連絡
- コミュニティで他の人ががんばっている様子が刺激に
- 点数を伸ばすだけではなく、「話せるようになる」こともゴールにしたレッスン
- ゲーム感覚で点数を伸ばすことに取り組めるアプリabceedを利用した学習
課題の取り組み状況などもスタッフと講師にチェックされるという外的動機付けと、やればやるほど予測スコアが伸びるAI学習アプリを使用するという内的動機付けがバランスよくかみ合ったカリキュラムになっています。
このカリキュラムについて、もっと詳細を知りたいという方は、ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
TOEICスコア取得済みのスタッフが、皆さまのお悩みに合わせた学習プランを提案いたします。
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